• アニメーター兼油絵家

    感動を忘れない

     

    鉄は熱いうちに打てというけれど

    絵は熱いうちには仕上がらない 2

    山へハイキングに行った帰りにふと振り返ったときに

    ゆうやけのオレンジではなく青一色になっていました

    なんてきれいな色なんだろう立ちすくんで見とれていました

    この記憶を元に絵にしたいと思いました

     

    いつも油絵で描いていたけど今回は和紙に色鉛筆で描いたら情緒出るかなあ

    なんて思い制作開始しました

     

    和紙は越前和紙の里まで買いに行ってきました

    本場の和紙は種類もいっぱい

    さわった感じで色鉛筆のノリが良さそうなものを選びました

    画材屋に持って行って50F号のパネルを買って紙貼ってもらいました

     

    いざ描き始め

    あれ?

    色鉛筆って全然深みがないんだ

    色鉛筆のタッチでいけると思っていたけど

    指でこすりはじめました

     

     

    鉛筆だけではダメっていうのがわかりました

    パステルべん用しはじめました

     

     

     

    もう途中から完全パステル

    感動した時の雰囲気が出ずもがきます

     

    こするほどに和紙がめくれ始めました

    あんまりこすると紙が破けるのではないかと心配になってきました

     

    下に落ちた紙片を集めたらゴルフボールぐらいになりました

     

     

    絵肌荒れほうだい状態

     

    絵の完成をどのタイミングでするのかは作品によって違うだろうけど今回の場合は

    自分が感動した記憶をもとにしているので

    その絵を見返した時に

    うん、こんな感じだったって思えればいいんじゃないでしょうか

     

     

    なんやかんやいって

     

     

    完成

     

     

    額に入れました

     

    ほんとはもっと立派な額に入れたいんですが F50号の額は高いです

    まとめ

    感動を絵にしたい

    色鉛筆で始めたけれど

    ゴールは感動の記憶

    途中であきらめない

     

     


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。