• アニメーター兼油絵家

    光と影が明確になる

     

    子供の時の絵には光と影の認識はありません

     

    小5の写生の絵でも形を追うだけで光と影の区別はありません

     

     

    中学になると観察力が向上して光と影が出てきますが

    対象がそうなっているから写しているだけ

     

     

     

    高校の時も同じ

    観察眼は向上してもただ写すだけ

     

     

     

     

     

    アニメの専門学校の時からきちっとデッサンを学び始めました

    光と影の関係の理解を深め

    光と影と項目を分けて考えるようになりました

     

     

    そしてアニメのプロに

    アニメの仕事を通して、

    よりはっきりと光と影の使い方が明確

    になりました

    実際に見える光と影の境目って曖昧ですよね

    特に曇りの日はとてもわかりにくいです

    でもアニメの世界は膨大な絵を描いて動かすため

    影との境目をきっちりしておく必要があります

    松田の頃はセル画全盛でしたので線で分けておかないと塗れませんでした

     

    物のかき分けは必要最小限の光と影でしたので

    仕事上かき分けをマスターしていきました

     

     

     

     

     

    光と影の応用へ

    想像で描く世界の光は知識

    対象が実在しませんので

    今までの観察と知識で描かなければなりません

     

     

     

     

    上の絵は完全想像

     

     

    (フリー画像より)

    上の絵のように別に陰影なくたって絵は表現できるぞと思うかもしれません

    絵の幅は広く松田の好みの世界では光があったほうが好きです

     

     

    まとめ

     

    デッサンを学ぶということは?

    私たちが見えている世界は光が当たって物が見えています

    物を紙に移すときには光の理解が必要になります

    大きく分けて

    この二つ

    デッサンを学ぶこととは

    形をとる練習とともに

    光と影を理解することです

     

     

     

    追記

    絵は思っていることが表現できます

    頭の考えていることを写真に撮ることはできません

    他人が思っていることを見てみたいという気持ちがありますが

    絵はそれを可能にします

     

    具象絵画なら

    万人共通は現実に見えている光と影の世界ですから

    それを利用すると現実にはないものが描けます

     

    恥ずかしながら上の中学生の絵は美少女に興味を持ち

    光と影の表現に関心があり

    油絵の面白さを追求したかった絵

    ということです

    油絵の初期には描かなかった対象です

    最近は恥ずかしながらと言っておきなが

    堂々と描いていますが

     

    現代アートの影響もあると思います

    それに本当に思っていることを表現していかないと観る側も

    面白くないと思います

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


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